2月24日の日記

小６の下の子が、ヨーロッパの交換留学制度でオーストリアへ発ちました。

今日は、高２の上の子も学校がお休み。日本の大学に進学した年上の友人が春休みでイタリアに帰って来ていて、一緒にローマ散策に出かけたため、お昼は何年ぶりか一人で過ごすことになりホッとしています。

オーストリアには一週間しかいませんが、その間、ホストファミリーの家に泊まり、そこの家の子が通う学校へ毎日行って一緒に授業を受けています。

宿泊先はリンツという街。オーストリアで３番目に大きな都市だそう。惑星の運動法則を発見したポーランド人のケプラーがこの町で天体観測をしたそうです。
受け入れ先の家族と何語で話しているのか不思議ですが（たぶん英語）、ちゃんとコミュニケーションとれているのだろうか？

こちらからは、町の名物のアーモンドのお菓子とパルメジャンチーズを持って行かせましたが、アーモンドのお菓子は美味しかったと言われ、チーズは前から欲しかったとお母さんに言われたそうです。
食事はオニオンスープの他、大抵バターを使用した料理で脂っこいと言っていました。オリーブは地中海性気候でないと採れないから。
七五三の時の写真を見せたら非常に驚かれたので、今回はイタリアからの交換留学生という立場で行くから、余り日本人の一面は見せないほうがいいかもね、と娘と話していました。

そういえば、最近、上の子がグルテンフリーのものでないと食べた後が苦しいと言うので、パスタやラーメンなどを余り作らなくなりました。
その代わり白いご飯を良く食べるようになったため、日本食を作る機会も増えています。
この頃は、こちらの田舎のスーパーでも日本の大根を置くようになり、大根レシピが増えています。水煮のモヤシの瓶詰めも見かけます。
場合によってはローマの日本人コミュを通して竹の子も年に一回手に入るようにもなったし、週に一回立つマーケットで小豆も手に入ることが分かりました。

夫も歳をとったのか、子供の成長に置いていかれるのが寂しいのか、以前は絶対に嫌がって口にしなかった醤油味のものもしぶしぶ食べてくれるようになっています。日本食の味を覚えてくれたら、体にいい食べ物のレパートリーが増えていいのにね。

日本食は野菜と海草、魚、豆類、穀物を良く食べてヘルシーです。夫の仕事の同僚のベジタリアンのフランス人の知り合いが、徹底的に肉を省いた食生活をしていて、ツベルクリンを患った？？と言っていました。食事制限はしているけれども食べることは好きみたいで味見はする人なので、日本食を教えてあげたいです。