4月30日の日記

燃え尽き症候群、みたいになっていた。

ここの日記に芸大での生活を書き込んでいたが、振り返ってみても結構、毎日、夜遅くまで起きていたし、身体もガタガタだったなと思う。

もう自分がファッションをやっていた時の事ももう忘れつつある。

これから自分は何をすればよいのか。学生の時は、自分の年齢なんて考える余裕も無かったけれど、あっという間に５年以上が経っていた。もういい歳になってしまっている自分に今更ながら気がついて、あ～若い人たちのように、どこかで見習い修行なんてできる年齢じゃないんだと思う。

大学出たくらいじゃ、まだまだ生まれたばかりのひよこみたいなものだから、もっと研鑽を重ねないといけないのは分かっている。でも、どうやって。。。！！


昨日は、夫の従姉妹の旦那さんのお葬式に行ってきた。
その従姉妹の息子の嫁がフランス人で、何故か彼女の着ている何気ない服が気になった。イタリアにいるから彼女なりに気を遣っているのか、フランス人とは思えない割と気さくで、身長が１９０ｃｍ位あるとても大柄な人だ。
彼女が結婚式の時に来ていたカチっとしたウェディングドレスが気になったので訊いてみると、自分でデザインして縫製店に持って行っただけ、と言う。
彼女のセンスは私のと似ているようで、なんだか久しぶりに嬉しくなってしまった。

イタリアのファッションは、私にとっては今、ちょっと飽和気味。
フランスのファッションは形はオーソドックスでもディテールにちょっとした工夫が見られて面白い。