12月18日の日記

2011年12月18日 日常
12月18日の日記
今年最後の授業はファッションデザインIIIの科目だった。

今回は、機能性を重視したトータルルックが課題で服を3着つくらなければならない。

取り敢えず、2着絵を描いて先生にコンセプトを話したら褒められた。
(^_^)/

イタリア人に受ける服を作っている訳ではないけれど、自分が作った服がイタリア人に受け入れてもらえるのは嬉しい。その中には、日本からヒントを得たものが結構ある。


町の小さな図書館には、アカデミーのファッションデザイン科があるせいか、他の図書館に比べて被服関係の本が結構、充実している。

本の調べ物の関係で以前ちょっと館長と言い合った事があったが、別の機会にたまたま持っていた自分の服の写真を見せたらすごく驚かれ喜ばれた。

それ以来本を借りにいくと、本当は2冊までなのにそれ以上貸してくれたり、貸し出し期間もうるさく言われなくなった。

よくしてもらえる理由としては、日本人という信用があるからかもしれないが。



夫の知り合いに誘われてファッションデザイン科に通い始めた一年目は、何が何だかわからなかったが、今になってみると、山本耀司や三宅イッセイの偉大さがよくわかる。

恐れながらも、山本耀司に少しでも近づけられれば・・・と氏の発想や反骨精神、パリへの憧れ、そして日本。そんな事を考えたりしている。

パリコレのショーの後ステージに現れる氏は、かなり背が低くてヒョコヒョコと歩いて出て来る感じなのだが、氏の作る服の多くはモノトーンな色使いで、シンプルエレガンスなものはかなり私の感性のツボにはまっている。


今回日本へ帰れて嬉しい。氏や、コムデギャルソンの川久保怜の弟子、渡辺ジュンヤが出た文化服装学園や、Yamamoto Yoji の本店にも足を運んでみたい。

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