数日前の日記に書いたが、パソコンとプリンターを上手く接続できなくて(エラーメッセージに、コミュニケーションエラーと出る。)試験前なのに困っていたので急遽夫の職場に行って来た。
夫が、最近夫の元に来た学生がパソコンに詳しいというので。
まだこちらに来て3週間弱のMは、トリノ出身。
卒論に夫のやっている仕事を選びたいという事で、トリノ大の先生の紹介でやって来た。
いつもは早く来ているのに、私達が行った日の朝はまだMは着いていなかった。
しばらく待っていると、Mが現れた。
背があまり高くなく、色白の痩せた青年。髪の毛が爆発(天然パーマで、散髪していないのか伸びてクルクルしていた。)。
ちょっとよれたTシャツとジーンズのごく普通の学生、だった。
でもうわさに聞いていた通り、頭がいい・・・理解が早く、イタリア人に多い余計な話は余りせず、私の説明を聞いてパッパッと何かやってしばらくして問題を解決してしまった。
イタリア人で英語を結構、苦手としている人も多いが、画面に出てくる英語のメッセージも『フン、フン、フン』と読んで次から次へと画面を移り、『分かった?』と私に質問してくる。
私など、横文字読むのに時間かかるのに。。。
お昼、夫とその友人、Mと私の4人で食堂に一緒に食べに行った時、少し話した。
どうしてわざわざトリノからきたのか。
どうやって情報を得たのか。
卒論を書いたら何をしたいのか、など。
彼はトリノ大で学費免除、夫の勤務先からも奨学金を貰っている。
奨学金を貰う際、夫の勤務先から夫のやっている仕事をするのであれば奨学金は出せないと言われると、『だったら奨学金は要らない。』と答えたが、結局は出してもらえることになった。
そんなにまでしてわざわざ来た学生なのだ。
夫との仕事もテキパキとやっているようで、本人も、『この一年ここにいられて嬉しい。』と食堂で話していた。
食事後、隣のバールにカフェを飲みに立ち寄ったが、彼はコーヒーもワインも飲まない。
その代わり、皆を待っている間、奨学金で買ったフジフィルムのセミ一眼レフカメラで食堂前に咲いていた花を撮っていた。
食堂から車で夫の職場へ移動中に見せてもらった写真は、日没前の太陽とか、周りのぶどう園とか。次の日、試験のためにトリノへ帰るので、友達に見せるために撮った夫の職場の風景だった。
明朗で気負ったところがなく、自然体で、話しやすいいい子だった。
両親はシチリアのメッシーナ出身と聞いて、風貌について何となく納得。
余り背が高くなく、ギリシャ彫刻の様な顔。彼の顔立ちは、今まで遭った人の中でも特にギリシャ彫刻に似ている。古代の人は、周囲にいるこのような青年をモデルに彫刻したのだろうなあと想像。
身なりは余り構っていなさそうだが、端正な顔立ちだった。
夫の勤務先内にある宿舎に住む予定。親から離れて初めての一人暮らしなのだろう。
洗濯の事について質問してきた。
色々と不便もあるだろうに、自分の『やりたい』気持ちだけで来た。
だが、本人も言っていたがイタリアのポストは限られている。
後で車で家への帰途の際、夫に、『Mはイタリアでポストが見つからなければ外へ行ってしまうだろうね。』というと、『今年の夏休みは数週間、スイスでポストを見つけたんでそこへ行くらしい。』と返ってきた。
たった一年だけという事が、はっきりとは言わなかったが、恐らく夫にとっても残念なことなのではないだろうかと思った。
夫が、最近夫の元に来た学生がパソコンに詳しいというので。
まだこちらに来て3週間弱のMは、トリノ出身。
卒論に夫のやっている仕事を選びたいという事で、トリノ大の先生の紹介でやって来た。
いつもは早く来ているのに、私達が行った日の朝はまだMは着いていなかった。
しばらく待っていると、Mが現れた。
背があまり高くなく、色白の痩せた青年。髪の毛が爆発(天然パーマで、散髪していないのか伸びてクルクルしていた。)。
ちょっとよれたTシャツとジーンズのごく普通の学生、だった。
でもうわさに聞いていた通り、頭がいい・・・理解が早く、イタリア人に多い余計な話は余りせず、私の説明を聞いてパッパッと何かやってしばらくして問題を解決してしまった。
イタリア人で英語を結構、苦手としている人も多いが、画面に出てくる英語のメッセージも『フン、フン、フン』と読んで次から次へと画面を移り、『分かった?』と私に質問してくる。
私など、横文字読むのに時間かかるのに。。。
お昼、夫とその友人、Mと私の4人で食堂に一緒に食べに行った時、少し話した。
どうしてわざわざトリノからきたのか。
どうやって情報を得たのか。
卒論を書いたら何をしたいのか、など。
彼はトリノ大で学費免除、夫の勤務先からも奨学金を貰っている。
奨学金を貰う際、夫の勤務先から夫のやっている仕事をするのであれば奨学金は出せないと言われると、『だったら奨学金は要らない。』と答えたが、結局は出してもらえることになった。
そんなにまでしてわざわざ来た学生なのだ。
夫との仕事もテキパキとやっているようで、本人も、『この一年ここにいられて嬉しい。』と食堂で話していた。
食事後、隣のバールにカフェを飲みに立ち寄ったが、彼はコーヒーもワインも飲まない。
その代わり、皆を待っている間、奨学金で買ったフジフィルムのセミ一眼レフカメラで食堂前に咲いていた花を撮っていた。
食堂から車で夫の職場へ移動中に見せてもらった写真は、日没前の太陽とか、周りのぶどう園とか。次の日、試験のためにトリノへ帰るので、友達に見せるために撮った夫の職場の風景だった。
明朗で気負ったところがなく、自然体で、話しやすいいい子だった。
両親はシチリアのメッシーナ出身と聞いて、風貌について何となく納得。
余り背が高くなく、ギリシャ彫刻の様な顔。彼の顔立ちは、今まで遭った人の中でも特にギリシャ彫刻に似ている。古代の人は、周囲にいるこのような青年をモデルに彫刻したのだろうなあと想像。
身なりは余り構っていなさそうだが、端正な顔立ちだった。
夫の勤務先内にある宿舎に住む予定。親から離れて初めての一人暮らしなのだろう。
洗濯の事について質問してきた。
色々と不便もあるだろうに、自分の『やりたい』気持ちだけで来た。
だが、本人も言っていたがイタリアのポストは限られている。
後で車で家への帰途の際、夫に、『Mはイタリアでポストが見つからなければ外へ行ってしまうだろうね。』というと、『今年の夏休みは数週間、スイスでポストを見つけたんでそこへ行くらしい。』と返ってきた。
たった一年だけという事が、はっきりとは言わなかったが、恐らく夫にとっても残念なことなのではないだろうかと思った。
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