自信がない

2010年10月4日 日常
自信がないのか、自身がないのか分からないが、ずっと悩んでいる。

恐らく以前よりは自分の評価は上がっている、と思う。

『30 lode』の意味は大きく、今まで何とも思われていなかったイタリア人にこれを言うと驚かれて一目置かれる時もある。

(イタリアの大学の場合30点満点で評価され、うちの大学では可は18点。普通、25、26前後で28はよい。lode(ローデ)は30点満点の中で一番良い、という意味合い。)

手前味噌になってしまうが、自分の作った作品は確かに自分でも納得のいく物だったし美しい。
自分の作った作品を自分で撮った写真も美しい。
実技の試験(ファッションデザインの)の後、私の作品は先生達が持って行ってしまい、自分の手元に残ったのは試作品だけだった。

どうせうちに持って帰ってもタンスの肥やしにしかならないから、という先生の配慮だったのだが、いずれにせよあれだけやって30点もらっても足りないと自分でも感じていたので、『30 lode』もらって当然と冷静に受け留めている。

でも、絵が描けないことについては悩んでいる。
何をどうしたら良いのか全く分からないから。

理系大学においては数学が全教科の基礎になっているのと同様に、芸大においては絵がすべての学科の基本になっている事に気が付いたが、それができない。
いや、11歳以来まともに絵を描いた事が無い割には意外と描けていて、周りの人に結構驚かれる。
デッサンの先生に試験の後で絵の描き方のテクニックについて質問した際、
『テクニックは無い。すでに(絵に)何かあるから、自分で描いて描いて試してみること。』と言われた。

しかし、漠然としていて何をどうやって、何から手をつけて良いのか分からない。

正直言って、今まで絵を描くことには全く関心も興味も無かったし、周りの生徒の絵に対する情熱に圧倒されて自信を無くしていたくらいだから。

そこに、又、今の技術画も教えているデザイナーの先生の自信喪失させられるような一言。

この人、私を認めたくないのかな。

上の学年のデザイナーの先生は褒め上手なのか、何気に褒めてくれる(他の生徒も褒めているのだが)のが言われた瞬間は良くわからないけど、後になって結構嬉しいし自信がつく。

絵に関しては自信喪失だけど、新学年でこのデザイナーの先生には認めてもらいたい、頑張りたい、と思っている自分がいる。

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