4月23日の日記

2010年4月23日 日常
ファッションデザインの先生とうまく折り合いを付けられない。


何故、私には辛辣で、私のやることには納得いかないのだろうか。

6月は試験期間に入り、もう5月は目前だというのに、未だ容器のプロジェクトの案を通してもらえない。もう半ば諦め気味になっているけど、ファッションデザイン科でファッションデザインを落とすのは痛い。

確かにアートは初めてだし、才能がないのかもしれないけれど、それにしても先生が私の何に対して厳格になっているのかよく理解できない。
厳しい(気難しい)先生とは言われているけれど。


それは先生の生徒に対する思いやりととるべきなのか、外国人だから悪い意味で特別視されているのか、いまだによく理解できない。

困ったことに、この先生はどの学年も担当しているので逃げられない。

デザインの先生なんてイタリアにたった一人でもあるまいし、センスだって人それぞれなんだし。



先生の描く絵(漫画)もなんとなく好きではない。

なんで茶やグレーや黒なんて色を漫画に主調色として使うのだろう。
イタリアのアニメや漫画は登場人物の顔がキツイし(そもそもイタリア人の顔の作りがそうだし、特に女性は化粧で顔をきつく描く)、色合いが暗い。透明感がない。

スタジオジブリが製作するアニメは色がとても美しいのに。アニメの色調を見て、なんとなく癒されたりするのが日本のアニメ。


それと写真の授業が苦手。
生徒それぞれが自分の製作した服を着て、モデルとしてポーズをとって写真を撮らなければならない授業があるのだけれど、それだけはもう勘弁してもらいたいです。
顔だけフォトショップで黒く塗っちゃおっかな。

そんな、いい歳してガーターベルトなんて付けられないですよ。若い人ならまだしも。
そう考えていくと、イタリアでもファッションとは若い人向けなのかな。



日本のデザイナー恐るべし。

ヒールを履かない、性別問わない、国籍を問わないファッション。

教えられる事、学ぶべき事が沢山あります。


ファッションを学び始めて、『日本の文化は美しい』とまたもや感じる今日この頃。


どんなにヨーロッパのデザイナーが世界で有名だとしても、彼らは、日本の『芸』『伝統』は学びたくても盗みたくてもそう簡単に真似できないだろう。


ヨーロッパに無い事をやった方がいい。

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