8月4日の日記
2008年8月4日昨日は上の子の誕生会をしました。
夏なので、冷たくても美味しい、あるいは夏に沢山とれるバジリコの葉を使ったメニューにしました。
とても喜んでもらえました。
・アンティパスト 茹で蛸とキュウリ、プチトマト、オリーブの実のレモンソースかけ。
・第一の皿 ジェノベーゼ風パスタ(バジリコとパルメジャンチーズ、松の実のペーストで和えたパスタ)
・第二の皿 カッペリと二種類のソースを添えた茹でた白身魚
・付け合わせ4品 ピーマンのロースト
家庭菜園でとれたインゲンのサラダ
家でとれたジャガイモのローストローズマリー風味
夏ナスのマリネ
・季節のフルーツ マスカット、白桃、バナナなど
・フルーツケーキ
・コーヒー
今回のメニューで面倒だったのが、茹で蛸を作ること。下ごしらえが結構大変で、薄茶色の蛸を赤く、そして調度良い塩加減で軟らかく煮るのはテクニックが要る事が分かりました。でも美味しくできました。これを薄切りにして、浅漬けの元にちょっとひたして揉んだキュウリと、プチトマト、イタリアンパセリ、緑のオリーブの実を混ぜて、レモンソース(オリーブオイルとレモン、塩で調味したソース)で和えました。
ジェノベーゼペーストは市販のよりも家庭で作った方が断然美味しく、家で取れたバジリコの葉120gを使って簡単に作りました。
皆、あっという間に平らげて、お皿に残ったペーストを更にパンにつけて食べてくれた人もいました。
魚は、予め大きな鍋にセロリ・ローリエ・オレガノ・にんにく・塩を入れて沸騰させたお湯の中に白身魚を入れて茹でて水切りをし、皿に乗せてパセリの微塵を散らし、レモンソースをかけ、そのわきにマヨネーズ・ヨーグルト・カッペリを混ぜたホワイトソースも添えました。
魚とレモンソースだけでもサッパリして十分美味しかったのですが、『マヨネーズは嫌いだ。』という親戚達も、このホワイトソースは魚に合うと大好評でした。
ちなみにマヨネーズは日本から持ってきた味の素の『ハーフ』。
キューピーより酸味がありますが、ヨーグルトと混ぜるとまろみが出て、魚料理によく添えられるカッペリを微塵切りにして和えると程よい酸味とまろやかさで、違った美味しさに変わりました。
このソースがヒットして、『パン!パン!』と騒がれ、魚を食べた後、ソースをパンにつけて食べてくれました。
ジェノベーゼ風のペーストは、親戚達にレシピを聞かれて今度渡す事になりましたが、日本人が書いたイタリア料理の本にあったレシピだと言うと皆、驚いていました。
うちの親戚は保守的で料理に関してもかなりコンサバティブなので、『日本食』というとそれだけで嫌な顔をされてしまいますが、自分が料理する時はイタリア料理にも日高昆布を使ったりします。
これからは、日本の調味料を隠し味に使って(昆布やかつおぶし・米酢、酒等)知らない間に味見させて色々と食べてもらった後で、『実は日本の調味料をつかっている。』と白状してみようかなと思います(笑)。
新しい物や慣れない物を食べてもらう時は、見た目にも注意を払います。
日本の食器は、形や大きさ、材質、デザイン等、見ているだけも楽しいのですが、イタリアの食器はシンプルだし厚めの皿です(薄く加工できない。コップなどもすぐ柄が取れる)。個人的にはシンプルな食器、ぶ厚いただ白いお皿とかは素朴で好きですが、日本の様に色々と器を変えて楽しむ楽しみ方はないので毎回同じ食器を使うことになってしまいます。日本の陶磁器の薄さや、丈夫さ等の質に加え、材質・形などの種類の多さに加え見た目のデザインの美しさとクオリティーはかなり高いのですが、食器で演出できないとなると食材の色合わせや盛り付け方、季節感を出すなどの工夫が必要になってきます。
NHKの『今日の料理』などの正月特集などは、渋めの色合わせなのに良く見ると繊細で、かなり凝っていることが分かります。やはり、プロは違うと思いますが、日本文化が料理の盛り付け一つにも凝縮しているようで、こちらに長く住んでたまにこういう物を見るとその奥深さに仰天してしまいます。イタリア料理は、味は美味しいけれどもこういう見た目の繊細さは日本料理にはかないません。
夏なので、冷たくても美味しい、あるいは夏に沢山とれるバジリコの葉を使ったメニューにしました。
とても喜んでもらえました。
・アンティパスト 茹で蛸とキュウリ、プチトマト、オリーブの実のレモンソースかけ。
・第一の皿 ジェノベーゼ風パスタ(バジリコとパルメジャンチーズ、松の実のペーストで和えたパスタ)
・第二の皿 カッペリと二種類のソースを添えた茹でた白身魚
・付け合わせ4品 ピーマンのロースト
家庭菜園でとれたインゲンのサラダ
家でとれたジャガイモのローストローズマリー風味
夏ナスのマリネ
・季節のフルーツ マスカット、白桃、バナナなど
・フルーツケーキ
・コーヒー
今回のメニューで面倒だったのが、茹で蛸を作ること。下ごしらえが結構大変で、薄茶色の蛸を赤く、そして調度良い塩加減で軟らかく煮るのはテクニックが要る事が分かりました。でも美味しくできました。これを薄切りにして、浅漬けの元にちょっとひたして揉んだキュウリと、プチトマト、イタリアンパセリ、緑のオリーブの実を混ぜて、レモンソース(オリーブオイルとレモン、塩で調味したソース)で和えました。
ジェノベーゼペーストは市販のよりも家庭で作った方が断然美味しく、家で取れたバジリコの葉120gを使って簡単に作りました。
皆、あっという間に平らげて、お皿に残ったペーストを更にパンにつけて食べてくれた人もいました。
魚は、予め大きな鍋にセロリ・ローリエ・オレガノ・にんにく・塩を入れて沸騰させたお湯の中に白身魚を入れて茹でて水切りをし、皿に乗せてパセリの微塵を散らし、レモンソースをかけ、そのわきにマヨネーズ・ヨーグルト・カッペリを混ぜたホワイトソースも添えました。
魚とレモンソースだけでもサッパリして十分美味しかったのですが、『マヨネーズは嫌いだ。』という親戚達も、このホワイトソースは魚に合うと大好評でした。
ちなみにマヨネーズは日本から持ってきた味の素の『ハーフ』。
キューピーより酸味がありますが、ヨーグルトと混ぜるとまろみが出て、魚料理によく添えられるカッペリを微塵切りにして和えると程よい酸味とまろやかさで、違った美味しさに変わりました。
このソースがヒットして、『パン!パン!』と騒がれ、魚を食べた後、ソースをパンにつけて食べてくれました。
ジェノベーゼ風のペーストは、親戚達にレシピを聞かれて今度渡す事になりましたが、日本人が書いたイタリア料理の本にあったレシピだと言うと皆、驚いていました。
うちの親戚は保守的で料理に関してもかなりコンサバティブなので、『日本食』というとそれだけで嫌な顔をされてしまいますが、自分が料理する時はイタリア料理にも日高昆布を使ったりします。
これからは、日本の調味料を隠し味に使って(昆布やかつおぶし・米酢、酒等)知らない間に味見させて色々と食べてもらった後で、『実は日本の調味料をつかっている。』と白状してみようかなと思います(笑)。
新しい物や慣れない物を食べてもらう時は、見た目にも注意を払います。
日本の食器は、形や大きさ、材質、デザイン等、見ているだけも楽しいのですが、イタリアの食器はシンプルだし厚めの皿です(薄く加工できない。コップなどもすぐ柄が取れる)。個人的にはシンプルな食器、ぶ厚いただ白いお皿とかは素朴で好きですが、日本の様に色々と器を変えて楽しむ楽しみ方はないので毎回同じ食器を使うことになってしまいます。日本の陶磁器の薄さや、丈夫さ等の質に加え、材質・形などの種類の多さに加え見た目のデザインの美しさとクオリティーはかなり高いのですが、食器で演出できないとなると食材の色合わせや盛り付け方、季節感を出すなどの工夫が必要になってきます。
NHKの『今日の料理』などの正月特集などは、渋めの色合わせなのに良く見ると繊細で、かなり凝っていることが分かります。やはり、プロは違うと思いますが、日本文化が料理の盛り付け一つにも凝縮しているようで、こちらに長く住んでたまにこういう物を見るとその奥深さに仰天してしまいます。イタリア料理は、味は美味しいけれどもこういう見た目の繊細さは日本料理にはかないません。
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