いいことない

2008年5月16日
です。

昨日は、3つ良くない事が重なりちょっと苛々してしまいました。

一番大した事ではないのが、娘の学校の事。

5月末に各学年毎に劇があるのですが、その準備で昨年の劇で使った衣装や、クリスマスの時に作成した詩やら、昨年のクリスマス時の学校の授業のノートやらを今日までに学校へ持ってきた生徒には、成績を良くつけてあげるという事になったそうだ。

その経緯は、一学年上の教師達が劇で必要だから下の学年の教師に相談し、これを聞いた娘のクラスの数学(理系)の教師が、持ってきた生徒にはいい点数をあげようと言い始めたのだった。

もう終わった事だからと全て捨ててしまった私は、娘に持たせてあげられる物が何もなかった。

後で使うから取っておくように予め言われたのならとっておいたのに、とっておいていない生徒の成績はどうなるんでしょうか。

イタリアはペーパーテストがないので、成績評価は教師との授業中の口頭試問のみ。

それも成績のつけ方というのは、

?手を上げて正しい答えを答える。
?手を上げて間違った答えを答える。
?手を上げないが、答えは正しい。

の順に悪くなる。

要するに、間違っても何でもいいから、何か言えば点数をもらえる。
何も言わないと、たとえ正解でも間違った答えを答えるよりも低い点数がつく、という不思議なシステムなんですね。

道に迷って人に道を尋ねると、違う方角を教えられたりして後で間違いに気づく事が結構あるのですが、「よく分からないのだったら分からないと答えればいいものを何故いい加減な事を言うのだろう。」と思っていたのですが、実はこれは学校教育に由来するものなのかもしれませんねー。

ただでさえ娘のクラスの数学の教師の教え方には疑問を持っていただけに、教師への信用失墜です。。。

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