3月27日の日記
2008年3月27日教員指示か 卒業生、国歌斉唱起立せず
3月27日8時2分配信 産経新聞
大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3学年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。
式の後、一部保護者から事態を問題視する声が寄せられ、学校側は市教委に報告。府教委によると、学校の調査に対し一部の教員は「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」と話しているという。
瀬戸和夫校長は「事前に不起立を指導していたのであれば、生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎ」と話している。
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日○人学校の卒業式では、日本の国旗とイタリアの国旗の両方を壇上に掲げ、両方の国歌を斉唱しています。
日の丸を見る度に、世界のどこに、こんなにシンプルで分かり易い国旗があるだろうか。。。と感じます。
昔、語学学校で知り合ったロシア人の女の子。
イタリア語でのコミュニケーションがままならなかったが、授業中に私に日の丸の絵を描いて見せて、
「日本はこれでしょ?」と訊いて来た事があった。
日露戦争をしたので、日本の国旗位はロシアの若い子でも知っているのかもしれないが、□に●だから国のシンボルとしては外国人にもかなり分かり易いと思う。
又、以前、当時18歳だったフランス人のマリオンという女の子と仲良くなった。私とは年齢がかなり離れていたにも関わらず、彼女が大人だったせいなのか、お互い学生で立場が同じだった事が親近感を持ったきっかけになったのかそれは良く分からないが、ニース出身の彼女は、イタリア人宅に住み込みでそこの家庭の子供にフランス語で話し、宿題の面倒を見て世話をするというアルバイトをし、そのお金でイタリア語を学んでいた。
(住み込み先の家庭の子は、イタリア人だがフランス人学校へ通っていた。)
彼女と私の都合の空いている日に、街を散策したり、ピッツエリアで話したりしたが、今でも憶えている言葉は、
『私の見ている子はイタリア人なのに、コロッセオすらも見た事がないんだよ。イタリア人なのにイタリアの事を学ばないで、フランスの言葉や歴史を学んでどうする?』
だった。確かにその通りだと思った。その子が大人になったら、自国の文化や言語については他のイタリア人よりも欠けている人になってしまうかもしれない。
又、こちらへ来たばかりの頃知り合った、私とは一回り年上のベアトリーチェというフランス人の女性は言っていた。
『自分の国に自信を持てないなんて、おかしい。』
ベアトリーチェの言葉は、当時日本から来たばかりの私にとっては正直ショックで彼女のプライドの高さを感じたものですが、でもその時、冷静に素直に受け留められたのです。
自分の国に自信があるって素敵だな。
それだけ、自分の国を良くしようと努力しているんだな、と。
今の私は、日本の事について人から問われたら、日本が独自の文化を持ち歴史の長い国だと自信を持って言えるでしょう。場合によっては、一国としての歴史の長さは、フランスよりも日本の方が長いかもしれない。
ただ残念なのは、日本の若い人達に自信を持たせられない様にも思える教育を施している輩がいると感じられる事です。
日本を離れたら、日本の国籍を捨てない限り(又、たとえ捨てたにせよ)日本の看板は本人が意識していなくとも自然と付き纏ってしまうものでしょう。
だから↑みたいに、国旗がいけない、とか、国歌が悪い、という議論から未だに抜け出せないで若い人達を暗黙のうちに巻き込む様な雰囲気に持っていってしまうのはどうなのだろうと疑問を感じてしまいます。
軍国主義の時と今でも同じ国旗や国歌が使われているというのが争点になっているのは理解していますが、日本の国旗ほど、シンプルで独創的で分かり易い(そして美しい)国旗は世界のどこにもないのではないか。『日の丸』に替わる、日本のシンボルとして一目瞭然な物が他にあるのであれば話は別なのですが、日の丸が風林火山の時代に由来する歴史のあるものであれば、尚更、いとも簡単に取って代えられない気がします。
そういえば、彼女達は今頃どうしているのだろうか。
3月27日8時2分配信 産経新聞
大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3学年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。
式の後、一部保護者から事態を問題視する声が寄せられ、学校側は市教委に報告。府教委によると、学校の調査に対し一部の教員は「生徒に国歌の意義について説明し、『式で歌うかどうかは自分で判断しなさい』と指導した」と話しているという。
瀬戸和夫校長は「事前に不起立を指導していたのであれば、生徒の内心の自由を侵す行為で明らかに行き過ぎ」と話している。
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日○人学校の卒業式では、日本の国旗とイタリアの国旗の両方を壇上に掲げ、両方の国歌を斉唱しています。
日の丸を見る度に、世界のどこに、こんなにシンプルで分かり易い国旗があるだろうか。。。と感じます。
昔、語学学校で知り合ったロシア人の女の子。
イタリア語でのコミュニケーションがままならなかったが、授業中に私に日の丸の絵を描いて見せて、
「日本はこれでしょ?」と訊いて来た事があった。
日露戦争をしたので、日本の国旗位はロシアの若い子でも知っているのかもしれないが、□に●だから国のシンボルとしては外国人にもかなり分かり易いと思う。
又、以前、当時18歳だったフランス人のマリオンという女の子と仲良くなった。私とは年齢がかなり離れていたにも関わらず、彼女が大人だったせいなのか、お互い学生で立場が同じだった事が親近感を持ったきっかけになったのかそれは良く分からないが、ニース出身の彼女は、イタリア人宅に住み込みでそこの家庭の子供にフランス語で話し、宿題の面倒を見て世話をするというアルバイトをし、そのお金でイタリア語を学んでいた。
(住み込み先の家庭の子は、イタリア人だがフランス人学校へ通っていた。)
彼女と私の都合の空いている日に、街を散策したり、ピッツエリアで話したりしたが、今でも憶えている言葉は、
『私の見ている子はイタリア人なのに、コロッセオすらも見た事がないんだよ。イタリア人なのにイタリアの事を学ばないで、フランスの言葉や歴史を学んでどうする?』
だった。確かにその通りだと思った。その子が大人になったら、自国の文化や言語については他のイタリア人よりも欠けている人になってしまうかもしれない。
又、こちらへ来たばかりの頃知り合った、私とは一回り年上のベアトリーチェというフランス人の女性は言っていた。
『自分の国に自信を持てないなんて、おかしい。』
ベアトリーチェの言葉は、当時日本から来たばかりの私にとっては正直ショックで彼女のプライドの高さを感じたものですが、でもその時、冷静に素直に受け留められたのです。
自分の国に自信があるって素敵だな。
それだけ、自分の国を良くしようと努力しているんだな、と。
今の私は、日本の事について人から問われたら、日本が独自の文化を持ち歴史の長い国だと自信を持って言えるでしょう。場合によっては、一国としての歴史の長さは、フランスよりも日本の方が長いかもしれない。
ただ残念なのは、日本の若い人達に自信を持たせられない様にも思える教育を施している輩がいると感じられる事です。
日本を離れたら、日本の国籍を捨てない限り(又、たとえ捨てたにせよ)日本の看板は本人が意識していなくとも自然と付き纏ってしまうものでしょう。
だから↑みたいに、国旗がいけない、とか、国歌が悪い、という議論から未だに抜け出せないで若い人達を暗黙のうちに巻き込む様な雰囲気に持っていってしまうのはどうなのだろうと疑問を感じてしまいます。
軍国主義の時と今でも同じ国旗や国歌が使われているというのが争点になっているのは理解していますが、日本の国旗ほど、シンプルで独創的で分かり易い(そして美しい)国旗は世界のどこにもないのではないか。『日の丸』に替わる、日本のシンボルとして一目瞭然な物が他にあるのであれば話は別なのですが、日の丸が風林火山の時代に由来する歴史のあるものであれば、尚更、いとも簡単に取って代えられない気がします。
そういえば、彼女達は今頃どうしているのだろうか。
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