3月14日の日記

昨日は、子供のスポーツ活動の後、家へ着いたのが夜7時半頃。

玄関の入り口で、3匹の猫達のにらみ合いが。

その中に、『メオ』猫もいるではないですか。

メオが唸りながら黒い猫とにらみ合っていた。

もう一匹はメオの母猫らしきメスで、メオの後ろから一緒に黒い猫をにらんでいた。

その猫達の周りを、人間3人が取り囲んで観察（笑）。

何がどうなるのか全くもって目が離せない状態でしたが、そのうち、メオと黒がお互い唸りながら地面に横たわった状態で取っ組み合いを始めた。

すごい真剣勝負でした。

昔、コロッセオで人間vs.人間、人間vs.猛獣、猛獣vs.猛獣の闘いをこんな気持ちで見ていたのかななぞと思った。

メオがびっこ引いているのはやはり縄張り争いのせいだったと悟りましたが、又、怪我されるのが嫌だったので、近くにある箒をつかんで仲裁に入った（笑）。

その黒猫は気が荒く人間にも危害を加える事があるが、メオと黒が一瞬、離れた時にその箒で黒を追い払うようにすると、今度はメオがそれでは気が収まらないのか、どこまでも追いかけて、又、にらみ合いが始まった。
私も箒を持って猫達を追いかけて、傍から見たら、暗闇の中を箒持って畑の中を走り回っている変なおばさんだっただろうなと思う。

猫達の真剣勝負についていけず、途中で見失ってしまい、諦めて家の中へ入ったが、なんだか妙に嬉しくなってしまった。

何故なら、下手に手を出せないあの黒猫相手にひ弱な猫だと思っていたメオが、あんなに逞しく格闘していたなんて。。。

そんな事を考えながら、つい、『アンチノーリ』というワインを開けて飲んでしまった所、帰宅した夫に早速、『どうしたんだ。アンチノーリなんか開けて。』と言われてしまった（笑）。

（アンチノーリは色々と種類がありますが、ローマ法王も飲んでいるワインなのです。）

メオは家の中では、ゴロンと椅子の上に仰向けになってだらしない格好していますが、外へ出る時は『キリッ』としてやっぱりオスなんだなと感じました。

縄張り争いに負けたら、自分が出て行かなければならないものね。

メオが外へ出て行きたがる時は、戦場へ息子をやる母親の様な気分になってしまいます。

『無事に帰ってきておくれ』と。（笑）

そんな様子を見て、上の娘が、

『ねえ、ママ。猫すき？』

なぞと鋭い質問をしてきた。

メオを心配する様子を見て周りの人間は敏感に感じ取るのでしょう（笑）。

もしかしたらこの猫も交通事故に遭うかもしれないと思うと、一緒に居られる時に大事にしてあげたいなと思うから。

2番目の子が少し大きくなって以前より多少手がかからなくなったせいか、もう一人子供が欲しいな、今度は男の子がいいななぞと思う事があったが、私に授かったのは猫だったのかなとたまに考える時がある。