ダライ・ラマ

2007年12月20日
がこちらに来訪しましたが、ローマ法王との会談が実現しなかった。

最近、朝のニュース番組で、ダライ・ラマの来訪に関する伊政府の対応についてジャーナリストが数名討議していました。

結局、政府としても今、中国を刺激したくないという姿勢を示しました。

イラク戦争反対で選挙で前ベルルスコーニ首相に勝ち、『死刑廃止』案を国連の安全保障理事会に提出したプロディ首相が、人権軽視と指摘されている中国政府や、高度な自立を求めている仏教の精神的指導者ダライ・ラマの訪伊を何故見てみぬふりするのか、伊政府の対応が私的に疑問だったのですが、中国政府から圧力をかけられた事による判断だった様です。

経済的な報復もと言われ、他のEU諸国に遅れを取りたくもないでしょうし。

サルコジ大統領も数週間前に訪中し、核エネルギー開発と高速鉄道の売り込み等をしましたしね。
(しかし、昨日でしたか、仏TGV死者1名、負傷者34名出しましたが。)

中国政府と交流のないバチカンにとっては、中国内の信者を通して中国政府との対話の機会を探っているため、今回はダライ・ラマとの会見を回避したという事情のようです。

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