3月7日の日記

2007年3月7日
『慰安婦』だった人達は、戦前・戦中、ある意味、社会の底辺で苦渋を舐めた人達だったと思う。

彼女達の多くは、生活が成り立たない貧民階層の家族らから身売りされたそうだが、その彼女達の証言に誤りが多い事を理由に嘘つき呼ばわりするのはどうかと思う。

高齢である上、まともに教育を受ける機会もなかったであろうし、お金が出るからと説得され、マスコミに引っ張りだされて、政治の表舞台に立たされ、いまだに外交政治の道具にされているのかもしれない。

戦争が終わって60年経っても、尚、世間は彼女達から『慰安婦』の肩書きを下ろそうとはしない。

『慰安婦』というレッテルを戦後も彼女らに貼る事で、利を得ている者もいるのだろうが、うかつにレッテル貼りする事も彼女らにとって人権の侵害になってはいないだろうか。

当人達の多くは、本当は、生活の保証があった上で、静かな余生を送りたいのではないかな。

戦争や社会の底辺で犠牲になった方々の労をねぎらいたい。

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