「赤ちゃんポスト」拡大に慎重論
2007年2月23日「赤ちゃんポスト」拡大に慎重論 厚労相・少子化担当相
2007年02月23日11時04分
保護者が育てられない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」について、柳沢厚生労働相は23日の閣議後会見で、「失われなくてもいい小さい命が生後継続できるという非常にありがたい面がある一方、子どもを他に委ねてしまうのを助長する懸念がないのか」などと述べ、今後拡大することについては慎重な姿勢を示した。
また、高市少子化・男女共同参画担当相も、赤ちゃんポストの設置が人工中絶や遺棄により失われる命を救うことにつながるとしながらも、「無責任に子どもを捨ててしまうというようなことが促進される結果になっては元も子もない。議論を深める必要がある」と懸念を示した。
赤ちゃんポストは、熊本市の慈恵病院が設置を市に申請。厚労省は22日、同市に安全や健康への配慮を要望しつつ「法律に違反しない」として設置を認める見解を示した。ただ、柳沢厚労相は「今度のことは法律的な検討をした」として政策的に推進する意図はないことも強調。「もともとが非常に難しい問題。熊本の状況を慎重に見ていくという姿勢が必要だ」と述べた。
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面倒なのでソースを示さないけれど、朝日ネタ。
何かしらの事情で命を落とす赤ちゃんや子供達がどれだけ存在するのだろうか。
少子化と言われながらも、方や、人の命を奪っている実情も存在する。
医療技術の進歩により救われる母子もいれば、堕胎・中絶により生まれる事を拒まれる命もある。
一方、出生は命のスタートラインでゴールではない。
慈しまれる養育環境も一つの命の成長の為に不可欠。
養育環境が整わない出生を助長する結果を政府が後押ししかねないとなれば、それは問題であろう。
話しは変わるが、フランスでもイタリアでも事実婚が増えている。
事実婚自体が『悪』だとは思わない。それぞれの大人の選択であろうし、多様性を認める事も大切であろう。
しかし私個人的には、それで子供ができたら少なくとも法的にはキチンとしておくべきだと思う。
生後間も無い間は、どの子も同じスタートラインに立っているはずであろうに、そこで既にハンディを親が自分の子に与えるのは納得いかない。
2007年02月23日11時04分
保護者が育てられない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」について、柳沢厚生労働相は23日の閣議後会見で、「失われなくてもいい小さい命が生後継続できるという非常にありがたい面がある一方、子どもを他に委ねてしまうのを助長する懸念がないのか」などと述べ、今後拡大することについては慎重な姿勢を示した。
また、高市少子化・男女共同参画担当相も、赤ちゃんポストの設置が人工中絶や遺棄により失われる命を救うことにつながるとしながらも、「無責任に子どもを捨ててしまうというようなことが促進される結果になっては元も子もない。議論を深める必要がある」と懸念を示した。
赤ちゃんポストは、熊本市の慈恵病院が設置を市に申請。厚労省は22日、同市に安全や健康への配慮を要望しつつ「法律に違反しない」として設置を認める見解を示した。ただ、柳沢厚労相は「今度のことは法律的な検討をした」として政策的に推進する意図はないことも強調。「もともとが非常に難しい問題。熊本の状況を慎重に見ていくという姿勢が必要だ」と述べた。
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面倒なのでソースを示さないけれど、朝日ネタ。
何かしらの事情で命を落とす赤ちゃんや子供達がどれだけ存在するのだろうか。
少子化と言われながらも、方や、人の命を奪っている実情も存在する。
医療技術の進歩により救われる母子もいれば、堕胎・中絶により生まれる事を拒まれる命もある。
一方、出生は命のスタートラインでゴールではない。
慈しまれる養育環境も一つの命の成長の為に不可欠。
養育環境が整わない出生を助長する結果を政府が後押ししかねないとなれば、それは問題であろう。
話しは変わるが、フランスでもイタリアでも事実婚が増えている。
事実婚自体が『悪』だとは思わない。それぞれの大人の選択であろうし、多様性を認める事も大切であろう。
しかし私個人的には、それで子供ができたら少なくとも法的にはキチンとしておくべきだと思う。
生後間も無い間は、どの子も同じスタートラインに立っているはずであろうに、そこで既にハンディを親が自分の子に与えるのは納得いかない。
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