7月29日の日記
約一週間のバカンスから帰ってきた。今年はアブルッツオの海を選んだ。

泊まったホテルから砂浜まで徒歩3分。

食事はフルボードにしたがなかなか良かったし、近くに小さな遊園地もあり、遠浅の海なので小さな子供連れにはお勧め。
ホテルにはプールやジャグジーもあったので(3つ星です)、海が荒れているときは子供たちはプールでも遊べた。

砂浜からは海に迫った岬の高台の上に古城をはじめとした古い街並みが一望でき、ライトアップされた夜はかなりロマンチックだった。


ある朝、膝下くらいまでしか水のこない遠浅の海の中で、無言で無表情で向かい合っていたとある若い夫婦を見かけた。彼らの沈黙は、何かプライベートなちょっとした問題を話していて、解決がなく言葉が無いまま見詰め合っていたようでもあった。
旦那さんは今はやりの坊主頭で、奥さんは金髪の青い目だったけど、ごく普通のカップルだった(その場面にはいなかったけど、一歳ちょっとのかわいい女の子もいた)。
奥さんは背に光を浴び、旦那さんは顔から体全体に光が当たっていたが、何故かそこだけとても美しく見えた。


思わず写真を撮りたいと思ったけれど、そこで話しかけたら(話しかける事なんてできないけど)雰囲気が壊れてしまうだろうし、もしこれからそういう(撮りたいと思える)瞬間に出会ったらどうすればいいのか。隠し撮りはしたくないし・・・



せめて長く記憶に留めておけるように、日記に記しておこう。

日記に記すくらいの事しかできないんだけど。

コメント

猿滑骸骨
猿滑骸骨
2010年7月30日20:33

イタリアの南の海、いいですね。またイタリアに行きたくなった。

ところで、ちきりん氏が面白いエントリをあげています。

>「Chikirinの日記 2010-07-30 日本はアジアのイタリアに」

DNのつまらない規制でURLを書けないので、検索して下さい。

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