久間大臣

2007年8月9日
1月前のネタになるが、やはり↓は言ってはならないと思いますよ。
そんな、いかに戦時下と言えども、生きている人間がどれ位死ぬのか、その威力を試す為に投下された原爆は、研究者や政治家のエゴに他ならないでしょう。それを世界で唯一の被爆国である日本政府関係者が容認する発言をしてはならないよ。世界において、核の平和利用は有り得なくなってしまう。
日本人が非人道的な事をしていないとは決して言えないけど、原爆なんて人類の歴史の中で、『人道に対する罪』の最たる物じゃない。
東京裁判で『人道に対する罪』で裁かれなければならなかったのは、むしろ、アメリカではなかったのか。。。って、本当は社会の教科書に書かなければならないのではないかなー。

政治家って、やっぱり現場感覚に疎いのね。
机上の空論でやってるから、失言を失言だと理解できないし、頭も鈍くなる。エリートと言うのは、計算や理論をこね回しているばかりの人ではなく、出世階段をトントン拍子に登る人でもなく、現場感覚に長けていて柔軟に対処していける人なのかもね。
権威にあぐらをかいた時に失敗がひそんでいるのかも。

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2007/06/30-22:26 米の原爆投下「しょうがない」=ソ連参戦防ぐため−久間防衛相が講演
 久間章生防衛相は30日、千葉県柏市の麗澤大学で講演し、先の大戦に関し、米国の広島、長崎への原子爆弾投下が日本の無条件降伏につながり、ソ連の北海道侵略・占領を防いだと指摘。その上で「(原爆で)本当に無数の人が悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今しょうがないなと思っている。それに対して米国を恨むつもりはない」と述べた。
 久間氏は長崎県出身。原爆投下を容認した発言と受け取れ、被爆地や野党などから批判の声が上がっている。
 久間氏は1945年8月の終戦直前の状況について「(米国は)日本が負けると分かっているのに、あえて原子爆弾を広島と長崎に落とした。そこまでやったら日本も降参し、ソ連の参戦を止めることができるということだった」と説明。さらに、「(終戦により)北海道は占領されずに済んだが、間違うと北海道までソ連に取られてしまう。その当時の日本は、取られても何もする方法もない」と述べた上で、原爆投下は「しょうがない」と発言した。

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